デジタルDJやろうぜ! 第7回「日本発テクノデュオ・DUALTEK インタビュー」

 
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デジタルDJやろうぜ! 第7回「日本発テクノデュオ・DUALTEK インタビュー」
コラボ連載特集 : DIGITAL DJ × AsianDynasty Records

2007年最後の、デジタルDJやろうぜ!
AsianDynasty RecordsのToshihiro Komineです。
ブログ・DIGITAL DJも年末にかけてアルファブロガーアワードを受賞したりと俄然盛り上がってきてます。この速さなら言える!っということで、レーベル主催のポッドキャスト番組でもDIGITAL DJとこの連載について色々としゃべってみました。
 
ADP-122「連載・デジタルDJやろうぜ!スタート」
 
今回の「デジタルDJやろうぜ!」は、ヨーロッパツアー帰りのDUALTEK(TAKAAKI ITOH + GO HIYAMA)より、GO HIYAMAさんにインタビュー!主にデジタルDJに関して色々と聞いてみました。オランダの巨大ダンスフェス・Awakeningsで4千人のクラバー達の前でデジタルDJプレイをした動画をまずは観てください!

DUALTEK @ Awakenings 24th Nov 2007


■ ユニット結成の経緯を教えてください

GO HIYAMA(以下、GO) 実はいつの間にか決まってたんですよ。知らされたのはヨーロッパに行く数日前かな?いきなりマネージャーから名前はDUALTEKにするって言われて、全く意味が分からず、そのまま結成。イトウさんは知ってたんじゃないですか?でも、音に対する考えは同じ方角を向いていると思うので、不思議と無理矢理感はなく進んでいます。

■ お2人の使用機材とソフトウェアを教えてもらっていいでしょうか

GO: PCはイトウさんがMacBook Pro、自分はPowerBook G4。ソフトはお互いAbleton Live 6を使っています。MIDIコントローラーも二人ともM-AUDIO EVOLUTION UC-33eで、オーディオインターフェイスは、イトウさんがM-AUDIOのFast Track Pro、自分はM-AUDIO Firewire 410とBEHRINGER FCA202を状況によって使い分けてます。

■ Awakeningsでの映像は圧巻ですね!あれだけの大きな会場で大人数を前にプレイするのはどんな気分ですか?

GO: 最初に自分一人で出演した時はただひたすらプレイしている感じでした。緊張とかとはまた違う。ただひたすらに。オーディエンスは日本人ではないですからね。「こうして、こうやって」とか色んな事考えてやってました。でも今回は凄く気持ちよかった!楽しんでましたね。でもコレって人数は関係ないのかも。以前、AsianDynastyのイベントでプレイした時も同じ感覚でしたよ。ニヤニヤしてましたもん、自分。


DUALTEK (TAKAAKI ITOH[left] + GO HIYAMA[right])
5b5a2d75.jpg
■ DJ中のお2人の役割分担を教えてください。

GO: 役割は無いです。その時の状況をみて音を出す。オーディエンスの状況、お互いの状況。シンプルなモノです。

■ Ableton Liveを選んだ理由を教えてください。TRAKTOR等の他のDJソフトはどう思いますか?

GO: 正直、Liveを使いはじめた頃はLiveしか知らなかったんです。そのまんま使い慣れたLiveをアップグレードしていった感じ。なので、他のソフトの特徴は詳しくはわかりません。代わりにLiveの事を言うと、即興性やプログラミングの柔軟性はとても気に入っています。一つの曲で好きな時に好きな箇所に移動して構成を変える。途中からループにしたり。突然、最初の部分に戻ったり。プログラミングもイトウさんと自分のは全く違う。まさに十人十色あるんじゃないかな?アーティストの特徴がダイレクトに現れますよね。

■ DJ前の音源の仕込み等はどんな風にやっていますか?

GO: 音圧上げを基本的にはやっています。時々、異常に弱い曲とかあるんで。あとは効果的なオリジナルのループを作ったり、単発音を用意する事もありますね。そしてエフェクト。ただ1系統かけるのではなくて、複数系統をトラック、バスごとに組み合わせて自分にあった効果的な組み方をします。
AsianDynastyのレーベルパーティー・PERFECT STRANGERSでも体験した方が多くいらっしゃると思うんですが、イトウさんの場合、既出の曲の構成をバラして組み直してリコンストラクションみたいにしています。Liveはトラック数が沢山作れるので、どのような構成にするかを考えてプログラムを作ると面白いですね。

 
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■ 現場でのトラブルや面白いエピソードがあったら教えてください

GO: 二人ともユニットを組むまではMIDI同期させた事が無かったので、初めてのギグの時は正直焦りましたね。お互い解らないし、仙台と九州だから前日に会おうって事もできない。フランクフルトだったかな?トランジットの空いた時間に、一生懸命「MIDI同期」を二人で勉強した事を憶えています。ちゃんとやれよって話ですが...。

■ 今のDJシステムを更に進化させていく予定はありますか?

GO: 少しずつではありますが、常に進化はしています。1回ツアーが終わる度にプログラムを見直して作り替えています。毎回ダシを加えていく秘伝のタレのように。またソフトだけでなくハードも良い物がでれば変わっていくでしょうね。

■ これからデジタルDJを始める人たちにメッセージがあればお願いします。

GO: 『デジタルDJ」とは?「デジタル」とは何なのか?だからこそ何ができるのか?を考えてやってみて下さい。


DUALTEKより、GO HIYAMAさんのインタビューでした。
「デジタルDJ」の連載ということで、かなりサンレコ的にソフトウェアの話をしてもらっています。近い将来、思想的なことやサウンドそのもの、クラブ業界の流行等についても色々と聞いていければと。今回、インタビューをしてあらためて思ったのですが、デジタルDJには大きく分けて二つのルーツがあるような気がしてます。私が使ってるTRAKTORやScratch Liveの様に、今までのアナログ盤によるDJスタイルを良い形でデジタルに置き換えたもの。そしてAbleton Liveの様にデジタルネイティブなもの。2008年もどんな形でDJカルチャーが発展していくのか見逃せません。それではまた次回!


【デジタルDJやろうぜ! 目次】

>> 次回、デジタルDJやろうぜ! 第8回「人柱報告 - Mac OS X Leopardインストール」

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