
米国から日本に初上陸した、もっとも権威のある3DCGと先端技術の国際会議・展覧会「SIGGRAPH Asia 2009」。
それはアートから先端技術までインターネットで話題になった多くの作品達に囲まれ、来場者がアーティストや企業と直接コミュニケートすることができ、国際的な展示会らしく来場者の間を多言語が飛び交う非日常の異世界体験。さらに驚くべきことには、あの「Lucasfilm (ルーカスフィルム)」のスタッフが、ゲーム・アニメ・特殊効果の才能をブースで直接募集していたりと、来場者を受身にさせない国境のみならずキャリアも飛び越えた総合アート・技術のハブっぷりに驚いた。
そのいくつかをご紹介しようと思うんだけど、残念ながら「これは来てみないとわからんなぁ。」というのが現地での感想。毎年幕張とかでやってる「~ショー」みたいに毎年あるものじゃなく次いつ来るかもわからないから、このジャンルに携わる人・興味がある人はすぐにでも乗り込んだほうがいいよ。開催期間は12月19日(土)まで。iPhoneに自分の作品を入れて行くのもいいかも知れない。

これがルーカスフィルムのブース。「本物のスタッフだ!!」って当たり前なんだけど感動。ヨーダの缶バッジと、応募申請書を配ってました。
アートギャラリーや企業ブースの作品もビデオでいくつか撮って来たよ。
次の写真は、顔面電極ダンスとか口の中のLEDを光らせたりとか衝撃的な発想で毎度僕らを驚かせてくれるhttp://japan.digitaldj-network.com/tag/%E7%9C%9F%E9%8D%8B%E5%A4%A7%E5%BA%A6の作品「scoreLight」。

テーブルに照射された赤いレーザーが、「線」や「いたずら書き」を読み取り音楽を紡ぎ出す次世代楽器。
同氏は2009年12月25日(金)から2010年1月11日(祝・月)まで、横浜のBankART1929で
『LED照明や音を使い、観察者の影に運動を与える事で、見る者の時間感覚を困惑させる。同時に、色彩を感知する人の目のシステムや音と光の同期により、偽のリアリティを現出させる装置』
「Time Lapse Plant /偽加速器( prototype/試作)」をやっているそうです。要チェックです。
そして次は、あまりに萌えなルックスに日本の男子の指をキーボードへと運ばせた、かの有名なヒューマノイド「HRP-4C (未夢)」。

制作したスタッフの熱意と、好みの女子がすごく伝わる細部へのこだわり。「こっこれがあのっっ」とばかりに多くのギャラリーが押し寄せていました。
次はミネソタ大学のRobin Meier とAli Momeni の作品「Truce: Strategies for Post-Apocalyptic Computation」。なにやらブ~ンブ~ンと唸るような音と怪しげな映像。「なんだこれは?!」と近づいてみたら、装置の中央に「蚊」が細い針のような物で接続、飛び続ける蚊の羽音をマイクで収録してから周りの環境音をフィードバックさせて不思議で不穏な音世界を展開していました。アーティストの親切で詳細な説明中に、白人男性が「駄目!蚊がかわいそうだろ!」って途中で乱入したんだけど、プログラム見たら二人組・・・おいおいw楽しいなお前らwww

次はKatja Loherの「Miniverse2」。白いコクーンの表面に、海岸で侵食された自然石のような穴が空いていて、そこを覗くと小さな小さな映像が見えてすごくキュート。女性のアーティストだけあって、やさしさと包容力を感じさせる作品。


その他、ヘッドマウントディスプレイをつけてコンピューターが作った仮想空間に入ることができ、さらに自分の姿もリアルタイムにCG化してしまうというまるで映画「トロン」のようなデジタルモックアップシュミレーションシステムとか、

モーションキャプチャなのに、体につけるあの「ボンボン」みたいなのがいらないものやら、めがねの要らない立体映像、通常のPCゲームを立体で楽しめるディスプレイやら、驚きの連続。
何度も言うようだけど、行ったらすごく楽しいよ。
SIGGRAPH Asia 2009 @ パシフィコ横浜
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