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世界で起こった奇妙な「集団ヒステリー」トップ10

 
 
 
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どうしてこうなった... ( ꒪⌓꒪)

バッファローの一団が大移動中に突然崖から飛び降りるなど、人間だけでなく一定の「群れ」が不安や脳の処理能力を超える状況に陥ると強いストレスによって発生する集団ヒステリー (mass hysteria)

日本でも1970年代に社会現象になった「オイルショック」をはじめ、都市伝説「フロッピーディスクの発明者はドクター中松」「口裂け女」など大小見受けられてきた事例の数々。そしてこのあと紹介する10の興味深い事件を見ていると、震災以降の僕達の行動にも当てはまることが出てきてドキッとします。

危機が架空のものであろうと現実に身に迫るものだろうと、当事者たちに与えられた原因と心的状態は一緒。今後「崖から飛び降りない」ために集団を構成する一員として

人類の歴史を振り返るという意味でも
人間の奇妙な本能に興味津々な好奇心としても
必見です。


10. ムンバイの「あまい水」


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ムンバイの住民が2006年、インドで最も汚染された川の一つ「マヒム・クリーク(Mahim Creek)」が突然 “甘くなった” 騒ぎ出した事件。最初の発生から数時間も経たないうちに人々の間に一気に広まり、グジャラート州の住民も同様に「ティタール・ビーチ (Teethal beach)」で海水が同様に甘くなっていたと主張した。胃腸炎など、水を媒介とする疾病の重篤な流行の可能性を恐れマハラシュトラ州公害対策委員会は飲まないよう警告したが、それにもかかわらず人々は多量のゴミが浮遊するこの「あまい水」をボトルに集めていたという。翌午後2時になって水は再び塩味にとな・・・う~ん。

健康系で日本でもよく聞きますね・・・


09. タンザニアで「笑い」の大感染




1962年アフリカ南東部タンザニアの街・タンガニーカで「笑い」の集団ヒステリーが勃発。ビクトリア湖の西岸に位置するカシャーシャ村の全寮制の学校で数人の生徒がひとつのジョークをきっかけに笑い出し、その笑いは周囲の子供や両親たちに伝播。他の学校から村全体、そして他の村まで一気に広がり、痛み・失神・呼吸器障害・発疹など数千人が影響を受けた。6~8ヶ月後にようやく収束したという。

最初のジョークがどんなものだったのか非常に気になる。


08. ヒンドゥー教・ミルクの奇跡




「ヒンドゥー教・ミルクの奇跡」は1995年9月21日ヒンズー教徒たちのあいだで発生した。夜明け前、南ニューデリーの寺院でヒンドゥー教の礼拝者がガネーシャ像に牛乳を捧げたところ、スプーンを満たしていたミルクが神像の胴体に取り込まれていった。この現象が同じ日の午前中には北インドにある全ての寺院の神像で起こり、さらに数日間に渡ってインド以外の寺院でも報告されるようになったが、同年10月初旬には収束。懐疑論者はこの事件を集団ヒステリーの症例と断定した。その後事件は2001年に「猿男事件」(後述)が始まるまで多くの新聞の話題を独占することとなる。


07. 6月の「虫」現象


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1962年に謎の病気が米国の繊維工場の縫製部門で勃発。「虫に刺された」とされる、しびれ・吐き気・めまい・嘔吐などの症状が瞬く間に工場の被害者たちに広まった。まもなくこの不思議な症状を訴える従業員は62人に達し、そのうち数人が入院したと当時のニュースは伝えている。

工場の専属産業医とPublic Health Service Communicable Disease Center が行ったその後の調査で上記症状を引き起こすインフルエンザのようなものは考えにくく、全ての従業員に虫に刺された痕跡が発見されなかったことから、集団ヒステリーの症状の一つだと結論づけられた。研究者が「労働者の一部が虫に刺された」と判断している間に、人々の不安がこのような症状を引き起こしたと考えられる。


06. 昼メロ・ヒステリー


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昼ドラ「Morangos com Acucar」は 典型的な若者の生活を描くことでポルトガル語圏の子供と青少年の間で超人気の番組。

2006年5月「Morangos com Acucar ウイルス」なるものがポルトガルの学校で報告され、14校・300人以上の生徒の間でドラマの登場人物が罹患したものと似た発疹・呼吸困難・めまいが急速に広まり学級閉鎖となった。ポルトガルのNational Institute for Medical Emergency は集団ヒステリーと断定。このドラマシリーズが与える大きな影響を親たちが懸念することとなり、新聞や雑誌で大きな話題となった。


05. 毒女事件


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カリフォルニアのリバーサイドに住むグロリア・ラミレズ(Gloria Ramirez) は、彼女に近づいたり血液に触れたりした数人の病院スタッフにある病状を起こしたことで「毒女」とメディアに名付けられた。

1994年、彼女は子宮頸がんの症状を訴え病院に運ばれたが、その時対応した医療スタッフすべてが不調を訴えたのちに気を失った。グロリアの体はニンニクとフルーティーな匂いを発し、血液には奇妙な紙片のような物質が含まれていたという。だが奇妙なことに彼女の体を運んだり処置した人々の血液を検査したところ、誰からも異常は見つからなかったという。

保健所は調査後に声明を発表、この症状は集団ヒステリーとされた。


04. ラジオドラマ「宇宙戦争」事件s


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1938年10月30日、米・CBS「マーキュリー劇場」内のラジオドラマ「宇宙戦争」で “宇宙人が地球(アメリカ) に攻めてきた” というストーリーを放送したところ、たまたま番組のその部分だけを聴いたリスナーたちがパニックに陥った。そこから噂が拡大。舞台となった地域からは住人たち逃げ出し一時ゴーストタウンとなり、「毒ガスの匂いを嗅いだ」「遠くのほうで空が光るのを見た」とパニックに陥った群衆は次々に増加。収束を図るために断続的に警官隊が投入され続け、ドラマで語られたような「人々の混乱と警察の鎮圧用フラッシュライトの光」というシーンが夜に到るまで現実に続いた。

オーソンウェルズ監督によるシナリオとナレーションがあまりにリアルだったことや、第二次世界大戦へとつながる緊張と不安という社会情勢が当時国民を覆っていたということも付加要因だったと言われている。

放送後、オーソン・ウェルズを含む製作者に対して新聞社を黒幕とした非常に多くの訴訟が行われたが、番組中に「これはドラマである」旨の放送をしていたため、すべて棄却または無罪となった。1949年、エクアドルにおいて同様のドラマが放送されたが、この時は放送後に暴徒化した民衆によって出演者6名を含む21名が殺害され、プロデューサーは投獄されている。


03. インド「ニューデリー」のモンキーマン (猿男)


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2001年の4月から5月にかけて出没したと言われる体長1.5m~1.8mほどの「猿のように上半身は毛深く、鋭い爪を持つ怪物 “バンダル・マーナブ”」。夜間街に現れ家屋の屋根伝いに自在に跳梁し移動。外で寝ている人などに襲い掛かり、怪我をさせたという。

当時は2000年代最大のUMA騒動として大きな話題となり、モンキーマン(猿男) の情報にパニックとなった人々が慌てて屋根から落ちたり、逃げる際の転倒が原因などで3人の死者が出ている(猿男の攻撃によって死亡した例は確認されていない)。多くのニュース番組で特集が組まれ、新聞でも紙面の4分の1という大きな扱いで紹介され、事件の解決には警察までもが動員。さらに懸賞金もかけられた。


02.ペニス・パニック


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「ペニス・パニック」は男性が突如として自分の性器が小さくなる、もしくは完全に消えてしまうと妄想する集団ヒステリー。このような事件はアフリカやアジアを中心に世界各地で発生している。

1967年、シンガポールで数千人を襲った「ペニス・パニック」の際には報道管制が敷かれ、政府と医療関係者によって「解剖学的にありえない」との大キャンペーンが敷かれた。


01. 踊りのペスト


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多くの人々が数日にわたって休みなくダンスしてしまう「踊りのペスト」は1581年、旧・神聖ローマ帝国領、フランスのストラスブールで発生。

事の発端は1518年7月にFrau Troffea という女性が路上で突然猛烈に踊りだしたことに始まり、その後4~6日間続いた。はじめの1週間に34人が加わり、1ヶ月後にはおよそ400人に発症。これらの人々の殆どが最終的に心臓発作、脳卒中、または極度の疲労が原因で死亡したことも非常に衝撃だ。医師のメモ、大聖堂の説教、地元の年代記、当時の市議会による発表からもこのような現象が起きたことが分かっているが、人々がなぜ踊ったのか、この踊りは自発的なものだったのか、はいまだ明らかにされていない。



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