
「ほぼ日刊イトイ新聞」 糸井重里 × 山岸俊男 (社会心理学者)
山岸: 繰り返しますけれど
こうした「情けはひとのためならず」という仕組みは、
人間にきわめて特殊なもの。
糸井: うん。
山岸: 何かしてやるから、返してくれ‥‥というのは
よくある話じゃないですか、人間の場合。
糸井: ええ、よくある話ですね(笑)。
山岸: でも、チンパンジーを使った実験では、
こういうことは、絶対に起こらないんです。
糸井: なるほど。
山岸: 利他的な行動をとること自体には
そこまで高度な知能を必要としないにも
かかわらず‥‥ね。
この一連の対談、すごく面白い。
「いい話」がみんなに伝わる、って言うことに対する信頼が必須ってこと?きっと。
チンパンジーにはないもんね。「いい話」を伝えるメディアへの信用。
かといって、人間社会にそれほどあるわけじゃなくて
相変わらず毒なニュースの方が美味しいし、他人の不幸は蜜の味。
ただ、世の中が一定以上に混乱したときには、「正直」なことが価値を上げるっていうのはすごく分かる。例えば今とか結構そうなんじゃないかな。



























